7月16日、
第3回目の定点観察学習が行われました。
今回は、前回の観察学習からちょうど1ヶ月です。
公園の外観はそんなに大きく変化していないかな?という印象です。
熱射病対策のひとつとして、生徒は帽子を持参しました。
今回は、各班で継続して観察している植物の他に
生徒たちから「是非観察したい!」という希望があった植物を観察します。
まずは、常緑樹である「マツ」です。
授業で見た映像教材で「葉を落とさずエネルギーをロスしない進化をした、とても長生きな植物」として登場しました。
ここにはトドマツとエゾマツがありますが、木の形・幹の表面の特徴のほか、葉の先に触って痛いか痛くないかで見分けることができることなどを教えていただきました。
次に、同じく映像教材で学習した「動物に食べられないために、特殊な進化をした植物」について教えていただきました。
このニセアカシアは、札幌などでも街路樹としてよく見られる植物ですが、動物から身を守るためにかなり痛いトゲがあります(園芸用に売られているニセアカシアには、トゲのないものもあるそうです)。
「敵を攻撃する毒をもち、再度食べられることを防ぐ」進化をした植物のひとつに、ウルシがあります。
ウルシはなんと、学校の駐車場にも生えていました。
かぶれるかどうかや程度は、個人差もありますし、同じ人でもその日の体調によるそうです。
うっかり触ってかぶれないように気をつけたいですね!
観察中、少し雨に降られましたが、雨に対する植物の反応をみることができました。
ささのこやさくらんぼなど、食べられるものを観察した生徒もいました。
(知らない植物を、いきなり口に入れないように注意しましょう)
今年度の定点観察学習は、次回9月18日が最終回です。